【本当の自信の育て方】結果だけに頼らない2つの自信構築メソッド

自信 ビジネスメンタルマネジメント
奥村 英樹

 このような経験はありませんか?

田中遼介
田中遼介

自信がない…だからもっと頑張らなければ…
でも結果が出ないから自信が持てない…

このように考えている方は多いかもしれません。しかし、ただ頑張って結果を残すだけでは、本当の自信は育ちません。むしろ、安定した自信を持つことで、余計な不安や焦りから解放され、自然とパフォーマンスが向上していきます。

自信って何?

自信がない状態とは

自信がない状態とは、目標達成への不安や自己肯定感の低迷により、本来持っている能力を発揮できない状態を指します。

山田美咲
山田美咲

私なんかがどうせ…って思っちゃう!

具体的には、以下のような状況が考えられます。

自信を持てない人は、表のような出来事を繰り返すことで、自己肯定感がますます低下し、悪循環に陥ってしまう可能性があります。

風颯心
風颯心

大丈夫。自信を持てないのは、あなたが成長したいと思っている証拠だよ!

自信がある状態とは

自信がある状態とは、自分の能力や価値を肯定的に信じている状態を指します。自信がある状態を言い換えると、以下の3つの状態が考えられます。

自己効力感が高い人は、困難な状況にも積極的に立ち向かおうとします。一方、自己肯定感が高い人は、失敗しても、そこから学び、次の挑戦へのエネルギーに変えることができます。

根拠のない自信は、自己効力感や自己肯定感を育てる役割を果たす重要な自信です。

自信を育てることで、目標達成への原動力がパワーアップ、より良い人間関係も育ちやすくなります。

自信の2つの源

自信には2つの源があります。

  • 存在する理由から生まれる自信
  • 結果と経験から生まれる自信

この2つは深く関係し合っています。存在理由への自信があれば、様々なことに興味を持ち、新しいことにチャレンジできます。そして、たとえ失敗しても完全に自信を失うことなく、何度でも挑戦することができます。この安定した心理状態が、結果的により良いパフォーマンスを引き出します。

安定した自信

幼年期から思春期にかけて育まれる存在理由への自信が不足していると、結果や経験による自信も育ちにくくなります。この自信の不足により、私たちは本来持っている能力を十分に発揮できない状態に陥ってしまいます。その結果、以下のような強い承認欲求が生まれがちです。

  • 大きな結果や実績を残すこと
  • 明確な愛情表現を得ること
  • 特別な待遇を受けること

しかし、このような大きな結果を得ることは容易ではなく、たとえ得られたとしても長い時間を要します。そのため、自信をさらに失っていく悪循環に陥りやすくなります。

一方で、存在理由に基づく安定した自信を育てることができれば、仕事での創造性が高まり、人間関係も深まり、人生全体がより豊かなものへと変化していきます。これは、自信があることで不要な不安や緊張から解放され、本来の能力を最大限に発揮できるようになるためです。

このように、安定した自信は仕事や人間関係を良好にし、長期的には豊かな人生(金銭的にも、感情的にも)をもたらすのです。

豊かさ

より良いアプローチ

自信がなかなか持てないときは、結果や経験にこだわるのをいったん手放してみましょう。それらを追い求めることは一時的に気が紛れるかもしれませんが、本質的な解決にはなりません。その代わりに、存在理由の強化にフォーカスすることで、より深く、より永続的な自信を育てることができます。

存在理由は「安全」「安心」「心地よさ」といった快適な感覚と深く結びついています。これらの感覚は、私たちの心の土台となるものです。そのため、日常生活の中でできるだけ多くの「快の感覚」を意識的に取り入れ、味わうことが大切です。このような感覚は本来、子供の頃に家族との関わりの中で十分に経験するものですが、大人になってからでも意識的に育てることが可能です。むしろ、大人だからこそ、自分で環境を整えやすい利点があります。

風颯心
風颯心

頑張ってもうまくいかない時は、ゆっくり休んで安らぎを取り戻すこと!
これまでと同じやり方でうまくいかないなら、反対をしてみて!!

快適な感覚を感じられる習慣を意識的に身につけ、その感覚を日々の生活の中で少しずつ強めていくことで、存在理由が自然と強化されていきます。この基盤ができると、仕事での適度な成果や周囲との良好な関係性からも、無理なく自然と自信が育っていくようになります。これは、強制的に結果を求めるのではなく、内側から湧き出てくる本物の自信なのです。

安らぎ

自信を育てるために大切なのは、自分を責めることではありません。

反省点があれば確認し、対策を考えたら、その失敗については早めに気持ちを切り替えましょう。そうすることで、存在理由から生まれる自信を育てる時間を十分に確保できます。

存在理由による自信と、結果・経験による自信は、車の両輪のようなものです。どちらも大切で、片方だけでは前に進むことができません。

ビジネスや人生で真の成功を収めたいなら、結果だけに執着するのではなく、自己成長のプロセスにも目を向け、穏やかさや安らぎを感じる時間を意識的に確保することが重要です。これにより、持続可能な成功への土台を築くことができます。日々の生活の中で、快適な時間を意識的に取り入れ、存在理由から生まれる自信も大切に育てていきましょう。

快適な感覚を育む実践方法

  • 最初は違和感があっても、自分を褒める習慣を続けること
  • 達成可能な目標から始めること
  • 自分の長所を見つける練習(公平な視点で自己観察する)
  • 当たり前と思っていることを見直し、感謝できることを探すこと
  • 心地よい環境づくりを心がけること
  • 快適な感覚を大切にした生活習慣を整えること

 

 

投稿者プロフィール

奥村 英樹
奥村 英樹合同会社Dharmahn岐阜 役員
【プロフィール】
合同会社Dharmahn岐阜(ダルマン岐阜)執行役員
星座:蠍座 血液型:B型
誕生日:1965年10月30日
集客システム構築アドバイザー
大学生時代は音楽活動に打ち込む!
元一部上場企業のSE
28歳で独立、30代でアーティストの掲載ページの動画再生をすることで、デビュー資金を調達する仕組みの特許を取得!音楽事務所を起業。
精神的な疾患により就業困難になり倒産!リハビリを含め7年を越える闘病生活後、心理カウンセラーとして10000回を越える面談を実施!
現在は、心に寄り添い集客をサポートする小規模事業者専門サポーターとして活躍中。

詳しいプロフィールはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました